事例紹介 case-1
医療法人 緑友会 らいおんハートクリニック 篠原事務部長
「綿密な打合せとプロの的確なアドバイスで、開業時のコストが当初の予想の約半分に。
その後の規模拡大のための移転時にも、またコンサルを利用しました。」
医療法人 緑友会 らいおんハートクリニック 篠原事務部長へお話を伺いました。千葉県市川市に本部を構える整形外科リハビリテーションクリニックです。運動療法や物理療法にとどまらず、デイサービスや訪問リハビリテーションなどを多角的に展開されており、地域密着型の法人です。
――彼らのコンサルサービスを利用した感想は?
最初の課題は、まずはどこの場所に開業したら良いのかでした。
当時はJR大森駅の駅前を検討していたのですが、家賃が高くて。やはり、整形外科、リハビリテーションクリニックとして開業するにはある程度面積が必要になってくるので、初めから高いハードルにぶつかりました…。そんな時、彼らの「10年位高齢化を見込むと早いところだけど、先行投資だと思って」というアドバイスを参考に行徳に開業する事になりました。家賃やテナントにかける費用が減った事により、設備や人員が充実しました。
彼らのおかげで設備の方も本来見越していたよりも半分近く削減ができました。メンテナンス契約も初めて契約するところだったのですが「このぐらいが妥当だ」というアドバイスまで頂きました。そしてドクター及び看護師さんのマネージメントから、医療事務などを紹介して貰い、当時我々が持っていなかった人脈や弱いノウハウの部分の補てんをしてもらいました。
一番心強かったのは、打合せが非常に細かく、スケジュール、工程表が高度なレベルで、確かな手順を踏んでやっていただいた事でしょうか。開業に対する不安がだいぶ減りましたね。開業してから多少はつまずいたこともありましたが、一年以内に患者さんが一日150人前後訪れるような外来のクリニックが出来ました。
その後、介護の方にも進出をして、当時にしては非常に珍しいリハビリ型というサービスを始めました。患者さんを受け身で待っているのではなく、こちらが訪問して送迎をする通所系のリハビリに力を入れましたが、その環境も整えてもらいました。
その結果、事業が戦略的に拡張していき医療法人の規模が大きくなりました。
やはり医療法人化するにもかなりノウハウが必要でしたし、その後の「医療法人の使い方」についてのアドバイスを受けました。
開業して17年目位になりましたが、高齢化率も見込んだ以上になっていますし、こんなに大きく成長できるとは思いませんでした。医療と介護を見込んだアドバイスを受けて良かったと思います。
――数年前に移転をされた際にも再度コンサルを利用されたと聞いています。
クリニックの移転の際も彼らに助けられました。
規模がかなり大きくなっていたこともあり段取りやスケジュールに関するノウハウがあまりなかったので、コンサルテーションサービスの力を借りて非常にうまく引越しをすることが出来ました。
最初は大手の建設会社の営業の方と話をしていて、どんなプランでいくか、どんな費用で行くか、と話をしていたのですが、彼らは多少強引にいろんな方法で彼らの最終理想ゴールに到達点を持っていこうとしました。我々が求めているゴールに向けて一緒に考えてくれるのではなくて、彼らが行きたいゴール地点に我々がいつの間にか乗せられている状態で。実際に契約締結2週間前に「何だかおかしいぞ、彼ら主導で話が進んでるんじゃないか」と思い始め、ギリギリではあったのですがそこから彼ら相談にしたところ、一つずつ精査して貰い最終的にはその建設業者はとの契約は破棄に至りました。
その建設業者に依頼していてもすでに予定オープンには間に合わなかったという段階だったのですが、他の業者でゼロベースで見直してもらっても1ヵ月だけ遅れた形で、コストは3割削減、品質は2段階くらい良く、引越しもスムーズにでき、現場の動線であったりネット環境、設備の方針に関してもコストダウンを図ってくれました。
――その他彼らの支援を受けての感想をお願いします。
小さな問題でも相談にも乗ってもらえました。
今振り返ると今の私たちがいるのはそういった支えがあったからだと思います。
開業は片腕次第、戦略の参謀次第。良い片腕、良い参謀をちゃんと選べたら成功は9割決まったようなものだと思います。何でも一人で解決しなければならないと苦しいし、かえって無駄な時間を過ごす事になりますよね。
悩みを打ち明けながら一緒に考えていくスタイルがうまくいく近道だと実感しました。
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